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2024年度工業会賞・社会貢献賞 表彰者

2024(令和6)年度 工業会賞・社会貢献賞 表彰者

2024(令和6)年度 工業会賞・社会貢献賞受賞者が決定しました。
【工業会賞】
木村 光 氏 (41C) 桐生支部
ー工業会発展への貢献ー
 2000(平成12)年6月~2015(平成27)年6月の間に、本部役員の理事、引続き, 副理事長・事業委員長として、工場見学会、先輩は語る講演会及び日本文化を楽しむ会等の開催を主導し、2022(令和4)年6月まで、本会の管理運営及び学生の修学支援事業に貢献した。
ー支部活性化への貢献ー
 2018(平成30)年には、桐生地区において全国支部長会議を1泊2日で開催し、実施責任者として本部役員と支部長間の交流を深める役割を果たし、活発な意見交換により本会の活性化に多大な貢献をした。
ー地域貢献事業の推進ー
 桐生市との産学官連係事業である「まち中大学推進協議会」の支援を受け、改修が終了した同窓記念会館の休日開館事業を計画し、2019年4月からこれを開始して、卒業生、地域住民に館内見学の便宜を図り好評を博している。
 理事を退任後も、様々な行事を通して工業会活動に貢献している。

≪木村氏受賞コメント≫
思いもかけていなかった工業会賞というお話をいただき、もっと相応しい方がいらっしゃるのではないかという戸惑いを感じましたが‘02年から約23年に渡る理事、副理事長の職務を無事過ごせた中で多大なるご指導、ご支援を賜った多くの方々に心からの感謝の念を浮かべ賞状をいただきました。
 思い出に残る仕事は、工業会創立百周年記念事業がまずあります。正副理事長間で侃侃諤諤の議論を行い新しい工業会のあり方を模索しました。また、主として地域貢献、学生支援に携わりましたが「枝垂れ桜を観る会」や各界で活躍される同窓生に講演していただた「先輩は語る」などがあります。
 纏まりませんが、益々の工業会の発展を祈念して受賞のお礼のご挨拶といたします。」

白澤 章茂 氏 (37TM) さいたま支部
ー工業会発展への貢献-
 2011 (平成23)年~2018 (平成30)年の間に、本部役員の理事、同年~2023(令和5) 年は常任理事を歴任し、振興委員会委員として、学生の就職支援活動に尽力した。
ー支部活性化への貢献ー
 2011(平成23)年~2018 (平成30)年に、さいたま支部長、同年~2023(令和5) 年まで埼玉県連合支部長を歴任した。
 さいたま支部長就任時に、活動が低迷状態にあった同支部を建て直し、活動を復活、発展させた。
 埼玉県連合支部長としては、同支部役員会を通じて支部の役員間の連携を強めるとともに、連合支部会則・細則を整備し、初めて連合支部総会を開催し、同支部活動の土台強化・発展を図った。

≪白澤氏受賞コメント≫
この度、工業会賞を頂き、誠に深謝致す処であります。
 平成23年、若輩ではありますが、さいたま支部の諸先輩方の推挙により支部長を拝命致し、以来小西氏へ引き継ぐまで微力ではありましたが、支部活動を務めました。又、県内支部間の連携強化の為活動の中心を連合支部とし、各役員間の負担の軽減と連携の強化には幾分なりともお役に立てたかと思います。
 目まぐるしく変わる社会情勢の昨今、社会から求められている事は、技術立国の回帰と工業力の強化でありましょう。産学連携の橋渡し役の工業会の果たす役割と思います。
 工業会の益々の発展を祈ります。」
【社会貢献賞】
下田 祐紀夫 氏 (44M) 前橋支部
技術教育、学術研究、産学連携の分野に貢献
 群馬工業高等専門学校に41年間、定年後に前橋工科大学にて5年間勤務し、技術教育に取り組み、多くの学生を社会に送り出した。特に、2007年問題では、県内企業を対象に「ものづくり人材育成講座」を開催し、5年間で631人の企業技術者が受講するなど、企業の技術者教育にも取り組んできた。
 学術研究においては、機械加工での工具寿命のばらつきを考慮し、高度に自動化された切削加工システムを効率的に運用する統計的基礎理論を与えている。
 産学連携の分野では、企業と共同で技術開発を行う「地域共同技術開発センター」の設置に取り組み、さらに企業と産学連携を推進する組織「群嶺テクノ懇話会」の設置に取り組み、地域共同技術開発センター長として、産学官連携活動の推進に貢献した。
 前橋工科大学においては、地域連携推進センター副センター長として、産学共同研究の推進に貢献した。
 以上のように、技術教育、学術研究及び産学連携の各分野において社会貢献をしており、その功績は誠に顕著である。
  参考:著書10編、論文34編、特許8件

≪下田氏受賞コメント≫
「社会貢献賞のお話を頂いて、小生がやってきたことを振り返って気が付いたことは、工業会の重要さ、ありがたさです。小生がやってきたほとんどのことに、工業会の先輩と後輩が関っていたということです。石川島播磨重工(株)では、直属の部長が工業会の先輩(M19、笠原伸平様(後に石川播磨重工の取締り役になられた方))で、多くのご指導を頂きました。群馬高専では、機械工学科、電気工学科、工業化学科の主力教員が工業会の先輩で、教育・研究の両面で数えきれないくらいのご指導を頂きました。企業との産学連携においては、企業の窓口となって頂いた部長の多くは工業会の先輩でした。やっている時は夢中で気が付きませんでしたが、遅まきながら工業会の重要性・大切さに気がつきました。」
一般社団法人群馬大学工業会
〒376-8515
群馬県桐生市天神町1丁目5-1
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FAX.0277-22-7020
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