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理事長挨拶

理事長挨拶

 
 このたび、三上理事長の退任に伴い、2023(令和5)年6月24日の理事会において理事長に選任されました小松原健夫でございます。
 23代目の佐藤富三さん以来15年ぶりの桐生市在住の理事長ですので、地元の代表としても大きな責任を感じているところです。  
 
自己紹介
 1964(昭和39)年に応用化学科に入学し、1968(昭和43)年卒業後は三洋電機に入社して、コンプレッサの材料開発と、冷凍サイクルの信頼性の研究をやりました。2003(平成15)年には、研究内容を博士論文にまとめ、東京工業大学から工学博士の学位を授与されました。
 中学生の時から陸上競技を始め、高校、大学と続け、就職先も陸上競技を続けられる三洋電機を選びました。今は26歳から始めた硬式テニスやゴルフを楽しんでいます。
 三洋電機での最後の10年間は、地球温暖化対策で自然冷媒の導入に取り組み、全社プロジェクトのリーダとして開発したCO₂冷媒用の2段圧縮ロータリーコンプレッサが、今でもパナソニックの業務用冷凍機に使われ、市場が拡大していると聞いています。
 退職後は、群馬大学の客員教授や北関東産官学研究会で新連携事業という国のプロジェクトマネージャー等をやり、今も中小企業支援の仕事をやっています。
 工業会では、2008(平成20)年に会計・財務担当の副理事長となり、その後の15年間、金子、久米原、三上の各理事長の下で副理事長として働きました。この間、本会の一般社団法人化、理工学部創立100周年事業、工業会設立100周年事業などへの取組みと、本会の収益改善に取り組み、会費制度の改革、外国債の運用等を行いました。
 
新理事長としての抱負
 理事長として、本会の活動理念に基づいた活動を続けていきたいと思い、本会の21世紀ビジョンの活動理念を示します。
“私たち会員は、「母校愛・同窓愛」を大切に一人一人が交友の輪を拡げることにより、更に充実した工業会を創造し、21世紀の母校理工学部の発展を支援するとともに、豊かな社会の実現に貢献します。”
  今後の活動について、各項目について述べたいと思います。
1.工業会の基盤強化と組織の活性化
 今年度から、新たに組織活性化委員会を設置し、更なる業務全般の活性化を推進します。
2.積極的な情報発信と、会員・大学・同窓会間の交流
 本会から会員に提供するサービス内容を分かりやすく発信したいと思います。
 学生、現役世代及びシニア世代の会員交流を促進します。
 各支部の活動等を全国に発信するため、必要機材を本部で購入し、貸出しを行います。
 3.財源の確保と安定化
 収入面での増収策の検討を継続します。
 4.学生の就職活動への積極的支援
  学生の就職活動の現状に弾力的に対応し、支援事業の実施形態・時期の大幅な変更と、ホームページへ掲載している企業情報を学生のみに制限せず、広く公開し、利便性の向上を図ります。
 
 最後に会員の皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念し、本会への御支援と御協力をお願いして、就任に当たっての挨拶といたします。
                                    2023(令和5)年7月          
                                    理事長 小松原 健夫  
                                         昭和43年 工学部応用化学科卒 
一般社団法人群馬大学工業会
〒376-8515
群馬県桐生市天神町1丁目5-1
TEL.0277-22-7000
FAX.0277-22-7020
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